スーパーサイヤ人系女子のお掃除ブログ

リアル友達からのあだ名が「スーパーサイヤ人」な外資系勤務MBA女子が人生いろいろお掃除するブログ。普段の戦闘力は300万くらい。

アラサースーパーサイヤ人の婚活(その1)

 

supersaiyajin.hatenablog.com

 

前回の投稿から、戦闘力高い独身男子が多そうな漁場を求めてトップMBAを目指すことになったスーパーサイヤ人系女子。

すべての男性関係を綺麗にお掃除し(笑)、その約1年後(これ以上なく不純な動機にも関わらず)無事トップMBAに合格。

入学してみると、メンズもレディースもスーパーサイヤ人2とか3だらけ!!ほぼ生まれて初めて「自分って超普通なので何やっても目立たない」という環境に置かれ、その快適さに開眼。だって、誰も私を「スーパーサイヤ人」呼ばわりしないし、自己主張強すぎて煙たがられることもないし(だって周りはもっと酷い)、むしろ下手したら「大人しい人」扱いされる始末!!ヒャッホー!普通の人扱いされると人生ってこんなに楽しいのか!「こんなに自己主張したら白い目で見られるかな」と思わなくていいって、なんて素敵!!!

と、その勢いそのままに、入学直後から目をつけていたいい感じの同級生と着実にデートやパーティーでの接触を重ねる。多分私の普段の戦闘力300万くらいとしたら彼の推定戦闘力は1000万くらいなので、戦闘力をひた隠しにする労力もいらず超のびのび。時事ネタだろーが国際問題ネタだろーが起業ネタだろーが普通のデートで語ったら「はいー、速攻レッドカード〜」と思われるネタにもビクともしません。むしろ私が聞き役。きゃー、なにその素敵設定!戦闘力もそうですが、身長も軽く180越え。なので日本人女子としてはまあまあ背の高い部類に入ってしまって小さ可愛い子認定はしてもらえない私でも、彼といると「Aikoの歌ってる気持ち、分かるわ〜」とか思えてしまうオマケつき。

過去の痛い恋愛経験とその後の絨毯爆撃のような婚活経験を通してPCDAサイクル回しまくった結果、自分のバリュープロポジションと自分が相手に求めている条件(性格・考え方)はガチで固まってたので、あとは相手の特徴がそれにフィットするかの見極めと相手のゴール設定&ニーズ確認のみ。

果たして、お互いのゴールとニーズ確認を終え(つまり結婚への意思およびその他の価値観を確認)、一ヶ月後無事お付き合い開始!そして、両親と家族への顔合わせタスクまでDoneまで約1年(今ここ)。

 

ちょっと脱線しますが、私は恋人探し(結婚したいなら婚活)は転職活動と同じだと思っています。自分を知り、相手を知り、数をこなし、最後の最後はご縁とタイミング。ほら、似てるっしょ?

ここからは、独自理論に関する語りが長くなるので面倒な方はサクッと飛ばしてください。

【自分を知る】

自分が何を求めているのかわからず相手を探すのは大海原に海図もコンパスも持たずに乗り出すようなもの。間違いなく難破するって!こう言うと、必ず「いや私は自分の求めるものくらい分かっている」と言う人がいるけど、それは過去の失敗した経験から「なんとなーく」はじき出されたもの。

1.本当に自分を幸せにするのに必要な条件を過不足なく網羅できているのか

2.なぜその条件が必要なのか

3.本当にその条件が必須なのか検証したのか

を面談でプレゼンできるくらい考えている人は少ないでしょう。就職・転職活動で一般的な「自己分析」とやらをやっても「結局自分が人生で何をしたいのか」を突き詰めて考えられる人は少なく、たいていの人がなんとなくで就職・転職してしまうのは、恋愛も一緒というのが私の持論。

更に、恋愛も転職も「相手あってのもの」。自分のニーズとゴール設定という「Take」だけでなく「自分が相手になにを提供できるか」という「Give」も明確にするべし。ここまでやって初めて「自分を知る」という第一フェーズから、「相手を知る」という次のフェーズに移ってヨシ、の段階になります。

この「自分を知る」第一フェーズの詰めが甘いと、次段階の「相手を知る」フェーズで謝った判断をする確率が高くなります。もしくは判断に時間がかかり、そのうちに愛着がわいたりして、本当は何の為に転職(恋愛)したかったのかわからなくなったりします。「いい感触の会社があるけど、そこに行きたいかどうかわからない」と、その会社との面接を無駄に継続し(恋愛ならデートを重ね)、さんざん時間と労力を使ったあとで、「オファーをもらったからとりあえず転職(恋愛ならつき合う)」という選択をする羽目になりがちです。それで幸せならラッキーですが、それは当たるも八卦当たらぬも八卦の占いに人生をかけているようなものです。確実に幸せになりたいなら男性も女性も大人も子供も「(恋愛に限らず)自分にとっての本当の幸せ」を死に物狂いで哲学すべし。

【相手を知る】

このフェーズで一番大事なのは、「相手を尊重する」ことです。当たり前すぎて「ハァ?」と思ったそこのあなた。断言します。出来ている人はものすごく少ないです。もちろん私も今でも完璧に出来ているわけではありませんが、以前は今よりもっと出来ていませんでした。「相手を尊重する」とは言い換えると「相手を変えようとしないこと」です。転職活動するときに「この会社は○○はいいけど、××はダメだから、私が変えよう!」と思いますか?確かに会社は変わります。人も変わります。けれど、それを決めるのは会社(もしくは相手)であり私ではありません。「変わるよう働きかけるべきでは」と反論する人がいますが、あなたの転職先の会社もしくは交際を申し込んでくる相手から「あなたの○○が好きだけど××は嫌いだから僕/私が変えてあげよう」と思われたらどう思いますか?嫌ですよね?なぜ嫌かというと、自分自身は「自分が正しい」と思っているからです。もしくは、「正しくはないけど、そこも受け入れてほしい」と思っています。だから変えようとされると反発してしまうのです。自分は変わりたくないのに、相手に変わってほしいと思っている、というエゴを自覚することが「相手を尊重すること」の第一歩だと思います。

個人的には、法律に違反することや周りに多大な迷惑をかけること以外は基本的にすべて「好み」や「文化」の範疇だと思っています。会社なら「毎日社員全員でラジオ体操をする」「飲みにケーションが多い」、恋愛なら「連絡やデートの頻度が週○回」など。それが気にならない人にとってはまったく「問題」ではないのです。以前つき合った人に「彼女には月一回会う位でいいし、以前の彼女もそうだった」と言ってのけた人がいましたが、その人とその元彼女はそれで問題なかったのでしょう。私はもっと頻繁に会いたいと思いましたが、それは「相手が非常識」なのではなく、「自分の心地いい範囲(好み)と相手の心地いい範囲(好み)が合わないだけ」という解釈の方が摩擦の少ない人生が送れるというのが個人的見解です。

「相手を変えようとしない」なら「自分がすべて我慢するのか?」という質問をされますが、断じて違います。ちなみに私は我慢が大嫌いです。子供の頃から親にも「かりめろ(私)は本当に我慢できない子供だった」と言われ続けました。おそらくAD/HD的な子供だったと思いますし、今でもその傾向が強いです。では、どうするのか。答えは「自分が譲れない好み・価値観が合う人だけ恋愛対象にする」です。

婚活の場合、男性でも女性でも「相手が結婚したいと思っているか」「どの程度の強さで思っているか」「どういう結婚生活を希望しているか」「それは場合によって変わるのか変わらないのか」等を詳細に見極め、そこが合う人だけ恋愛対象にするのです。「結婚は嗜好品」とまで言われるこのご時世、結婚こそ「個人の好み・価値観」の集大成のようなもの。とりあえずつき合ってみてから見極めるのでは遅すぎますし、相手の好み(自分の好み)は基本的には変わりません。変わることも稀にありますが、それを期待すると、期待する側もされる側も不幸方向へまっしぐら。それよりも自分の結婚に対する好み・価値観を詳細に分析し、その好みの合う異性がどこに多く生息しているかを更に分析し、結婚に対する好みのスクリーニングを通過した相手と「だけ」お付き合いに進めるのが、「もっとも精神衛生的に楽な婚活」だというのが、20代半ばから婚活に勤しんで来た現在アラサーの私の持論です。

ちなみに、私は単刀直入に「私は家族が欲しいから、一緒に家族を作るパートナーになってくれる人がいい。カジュアルな関係には興味ない。」とデート中から「超明確に(ここ重要)」伝えるようにしています。もちろん現在の彼(推定戦闘力1000万以上)にも初回のデートから確実に伝え、真剣に向き合ってくれる人かどうか等のスクリーニングを実施しております。もちろん、これにNoと答えた場合(もしくはその後何回かのデートではっきりしない場合)は速やかにただのお友達フォルダへドラッグアンドドロップ

この戦略、誠実に自分との将来に向き合ってくれる人とそうでない人を振り分けるいい踏み絵になるため恋愛事故はほぼ確実に防げますし、相手も自分の好みや価値観を将来脅かされる危険性を初期段階で回避できるというメリットがあります。が、難点は「2回め以降のデートに進む確率が激減する」ということです。転職活動で「○○の条件は絶対外せない」というと対象の会社が一気に減るのと同じ現象ですね。そこで次のステップ「数をこなす」が必要になるのですが、長くなったので続きは次回へ。

 

あれ、お掃除の話書いてない…(笑)

「スーパーサイヤ人系女子」の掃除ブログが出来るまで

たぶん日本中知らない人はほぼいないであろう「スーパーサイヤ人」、もちろん超有名漫画ドラゴンボールの登場人物たちが戦闘力をさらに高めるために進化?した形態を指す、あれです。

そんな形態をリアル友達から「強すぎて普通の人間は近寄れないから」という理由であだ名にされてしまう、というのは女子としてどう考えても「終わってる」でしょ!と、反抗するも「だって、本当のことだし」と一蹴。挙げ句の果てには、「スーパーサイヤ人でないなら、アレだ。槍もって馬に乗ってる騎士。」って、おい!

ここ数年一緒に婚活合コンに勤しんでいた10年来の友人(おっとり系美人女子)からも毎回のように「今日も槍が見えてたよ(うふ)」というコメントをもらう始末。

って、わたし普通のアラサー女子(のつもり)ですけど!!!別にブランド物も持ってないし刺さりそうなピンヒール履いたりしないし、少なくとも見た目では威圧感だしてないはずだし、私のどこがそんなに強そうだと言うんだね、君たち!!失敬じゃないか!!(ぷんぷん)

友達(女):「いやー、見た目でひっかけれる男が結構な数いるのに、まったく婚活に成功してないのはそのせいでしょ」

ぐはっ。

友達(男)「てか、どいつもこいつも引っ掛かってくる男の戦闘力が弱すぎる。戦闘力300万の悟空と戦闘力5の一般人(ベジータに「ゴミめ…」と言われるレベルらしい)が戦っているようなもんだから、うまく行く訳がない。」

いや、別に私は戦闘力がどうとか別に気にしてないんすけど…。普通の幸せで…

友達(男)「甘いな!男はプライドの生き物だから相手の戦闘力が自分よりはるかに上だと分かった瞬間に引き潮のように去って行くのが自然の道理!!」

そ、それではどうしたら結婚できるんでしょう…?

友達(男)「しれたこと!戦闘力が高い独身男子がいる漁場に行くしかない!」

漁場!!?ドラゴンボール、中世の騎士、と来て次は漁場!!?

 

掃除の話でないまま、つづく。

 

 

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